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膝に不安定感がある人必見!前十字靭帯損傷の治療方法(2/2)

今回は膝に不安定感がある人必見!前十字靭帯損傷とはの続きとなります。
まだ見ていない方は前回の内容をご覧ください。

前十字靭帯損傷を改善するトレーニングを解説

まずは前回の続きの前十字靭帯とは?をおさらいしましょう。
その後に「治療方法」、有効な「トレーニング方法」をお伝えしますので是非お試しください。

前十字靭帯とは

前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい、Anterior Cruciate Ligament:ACL)は、膝関節内側前方に位置する靭帯の一つで、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間をつなぎ、膝関節の前後の動きを制限して、膝の安定性を保つ重要な役割を持っています。

前十字靭帯は、膝の曲げ伸ばしの動きに合わせて緩み、膝関節にかかる力が大きくなると、自動的に引っ張られて膝関節を安定させます。このように前十字靭帯は、膝関節に加わる外力に対して反応することで、膝の安定性を維持するために必要な靭帯の一つです。

治療方法

手術療法

重度の前十字靭帯損傷の場合、前十字靭帯再建術が必要になることがあります。この手術では、損傷したACLを切除し、自分自身の腱を使って新しいACLを再建します。手術後はリハビリテーションが必要で、通常は6か月以上かかります。

再生医療

保存療法が効かない人は手術が一般的でしたが近年、膝を切らない治療PRP-FD療法脂肪幹細胞治療が注目されております。このメリットは手術、入院不要という所です。

保存療法

主に、物理療法+運動療法を行い組織の修復、筋力トレーニングを行うことで膝への負担を軽減させるのが目的です。

トレーニング方法

膝への負担を軽減させるには太ももの筋力向上は必須となります。

簡単なスクワットトレーニング方法をお教えしますので是非お試しください!

「スクワット」の正しいやり方

1.つま先と膝が同じ向きになるようにして、足を肩幅に開きます

2.股関節を曲げ、お尻を真下に落とすイメージで膝を曲げます。 お尻を後ろに突き出し膝がつま先より前に出ないように椅子に座るイメージです。

顔を上げ、胸を張り、背筋を伸ばしましょう。

3.1セット(10回)×3セット行います。

注意点

まずスクワットの間違いで多いのは膝から動いてしまうこと。 膝を曲げ伸ばしするだけの、ただの屈伸運動のようになっている人がいますが、それはNGです。 すべての動きは股関節から始まります。 イスに腰かけるのと同じで、お尻を後ろへ突き出すように股関節から動きます。

最後に

筋肉が硬くなった状態でトレーニングを行うと効果が半減されたり、むやみに過度なトレーニングを行うと痛みが強くなる可能性がありますのでご注意ください。

当院では膝専門のリハビリもご提供しておりますので一度お気軽にご相談ください。

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