変形性膝関節症の方が、してはいけないこと
今回は変形性ひざ関節症と診断を受けて治療中の方が、してはいけない・極力避けていただきたい日常生活の動きや習慣について解説したいと思います。
膝の痛みをさらに悪くしないためにも、毎日の生活で意識していただきたいのは膝に負担をかけないことです。この視点から、してはいけないことについて解説していきたいと思います。
急に動いたり止まったりする動作
最初の日常生活でしてはいけないこと・極力避けていただきたいことは「急に動いたり止まったりする動作」です。
急に動く、急に止まるという動作はひざ関節にとって大きな負担になります。これは瞬発力の必要なスポーツをする人に多い動作で、注意が必要です。
具体例)
- サッカー
- 野球
- テニス
- バスケットボール
- スキーなど
スポーツが好きな方にとっては辛いところかと思いますが、症状を悪化させないためには、適度に自制していただく必要があります。
また、ジョギングなどの有酸素運動は体重の減少に有効ですが、膝への負担を考慮するとウォーキングや自転車エルゴメーター(エアロバイク)などに切り替えていただくことが良いと思います。
変形性膝関節症の方に向けて、してはいけない運動、おすすめの運動を解説しています。こちらも併せてご覧ください。
膝を深く曲げる
2つ目の日常生活でしてはいけないこと・極力避けていただきたいことは「膝を深く曲げる動作」です。
膝を深く曲げる動作はひざ関節に大きな負担となるのでなるべく避けるようにしてください。特に伝統的な和式の生活には要注意です。
具体例)
- 直接床に座る
- 和式トイレを使用する
- 敷布団で寝る
居間や仕事場など長時間過ごす場所では床に直接ではなく椅子やソファーを使用すること、トイレの便座は和式ではなく洋式に変えるなどの対応が望ましいです。
敷布団を使用している人は、日々布団を上げ下げしなければならず、その際にひざに負担がかかります。また、布団から立ち上がる際にも膝にかなり負担がかかってきますので注意しましょう。
可能であればベッドを使用されることをおすすめします。
飲酒・喫煙
3つ目の日常生活でしてはいけないこと・極力避けていただきたいことは「お酒とタバコ」です。
タバコの煙には軟骨の材料であるコラーゲンの生成に不可欠なビタミンCを減少させてしまうという報告があります。
また、アルコールは軟骨の弾力性を低下させて軟骨の摩耗しやすい状態に変えてしまうと言われています。
毎日お酒とタバコの両方を摂取している方はかなり注意が必要になりますので、今日からでも量を減らしていくことを始めてみましょう。
最後に
変形性ひざ関節症の方がしてはいけないことについて3つご紹介させていただきました。
また別のコラムでは、仕事をしていて痛みがあり困っている方に向けて、「してはいけない仕事」について解説しています。
膝の痛みで日常生活に支障をきたしている方は、ぜひ当院の無料電話相談もご活用ください。専門のスタッフがご案内いたします。
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監修 郷 真知 医師
どすこい膝クリニック 代表医師
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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