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膝を守るために気をつけた方がいい仕事3選

今回は変形性ひざ関節症と診断を受けて治療中の方が、してはいけない・極力避けていただきたい仕事について解説したいと思います。

変形性膝関節症の人が気をつけた方が良い仕事3選

ひざの痛みをさらに悪くしないためにも、毎日の生活で意識していただきたいのはひざに負担をかけないことです。この視点から、してはいけないことについて解説していきたいと思います。

重い物を運ぶ仕事

1つ目のしてはいけない仕事は「重いものを運ぶ仕事」です。

具体例)

体重が増えると、ひざに負担がかかることはこちらのコラムで説明しています。これと同様に重い荷物を運ぶことは、ひざにかかる負担が大きくなります。

時々であれば大きな問題ないのですが、仕事で日常的に重い荷物を運ぶことが多い方は、肥満の方と同じように常にひざに負担がかかってしまうので注意が必要です。特に重いものを持ち上げる時にひざに負担がかかってきます。

時には階段を上り下りする場面もあるかもしれません。この時には更にひざへ負担がかかるので注意が必要です。できるだけひざに負担がかからない仕事に変更してもらうか、しゃがみ込みや階段昇降といった動作を避けるようにしましょう。

正座をすることが多い仕事

2つ目の変形性ひざ関節症の方がしてはいけない仕事は「正座をすることが多い仕事」です。

具体例)

「してはいけない日常生活3選」でも述べたように、ひざを大きく曲げる動作はひざに大きな負担をかけます。そのため、正座は膝に負担をかける代表例といえます。

しかし、そうは言っても仕事で正座をしなければいけない場面があるはず。

特にひざの変形が進行してしまっている場合は、骨の可動域に制限がかかってしまい、正座ができない或いは、しずらいことがあると思います。

そのような場合は正座をしてもらうのは諦めてもらうか、かかととお尻の間にクッションや座布団枕などを挟んでもらって正座をしてもらうことが対策の一つです。

あとは出来るだけ座る時は椅子を使うなど椅子中心の生活に切り替えていただくことで、ひざへの負担は軽減されます。

激しい動きを必要とするスポーツなどの仕事

3つ目の変形性ひざ関節症の方がしてはいけない仕事は、「激しい動きを必要とするスポーツなどの仕事」です。

具体例)

急に動いたり止まったりするといった突発的な動作も、やはりひざに負担がかかります。

仕事や日常生活であまりない動きですが、バスケットやサッカーなどが趣味でかなり激しく動く方はひざの症状を悪化させないために動きを控えていただくといいでしょう。

ジャンプする時はひざに対する負担が5倍かかると言われております。そして走ったりする時はひざの負担は10倍かかると報告されています。

そのような状況が続くと、ひざの痛みが悪化するのはわかると思います。もしどうしてもスポーツを続ける場合、医師と相談してしっかりと治療も検討しましょう。

変形性ひざ関節症の方のための筋力トレーニングについてのコラムも投稿しているので、ぜひ過去投稿も見てみてください。

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