1. ホーム
  2. column
  3. 足首の外側が痛い原因?腓骨筋腱炎について(1/2)

足首の外側が痛い原因?腓骨筋腱炎について(1/2)

その他の疾患

2023/07/24

院長 郷真知

記事監修 表参道イーグルクリニック代表医師 日本整形外科学会認定整形外科専門医

院長 郷 真知

今回は足首の痛みの原因の1つ、腓骨筋腱炎についてお話したいと思います。

腓骨腱炎について解説。

腓骨筋腱炎とは

腓骨筋炎とは、膝の外側から始まり、足首の外くるぶしの後方を通って足の裏などに付着する「腓骨筋」の腱の炎症です。主に腓骨筋は足関節の底屈(つま先を下に下げる)、外反(小趾を持ち上げる)動作に関与しています。

オーバーユース(使い過ぎ)で発症する事が多く足の裏、外くるぶし後方に痛みが出現します。

また、足首をよく捻挫する方はこの腓骨筋を鍛えてあげることによって捻挫予防ができますのでおすすめです。

腓骨筋腱炎の原因

腓骨筋腱炎の主な原因は、以下のような要素が関与していると考えられています。

1.オーバーユース(使い過ぎ): 長時間の走行やジャンプ、跳躍などの反復的な運動や活動は、腓骨筋に過度の負荷をかけることがあります。

2.筋肉の不均衡: 腓骨筋が弱い場合、他の筋肉が不足を補うために腓骨筋に過度の負荷がかかることがあります。

3.脚の異常: 足のアーチの変形や扁平足回内足変形性膝関節症)など、足の異常が腓骨筋腱炎の発症に関与する場合があります。

4.適切なウォーミングアップやストレッチ不足: 運動前の適切なウォーミングアップやストレッチ不足は、腓骨筋炎のリスクを高める可能性があります。

切らない再生医療
変形性膝関節症、手術の前にご相談ください。
当院の治療についてはこちら。

腓骨筋腱炎で見られる症状

腓骨筋腱炎の症状は、次のようなものが一般的です。

1.足首の外側、裏側が痛い

2.ランニング時や歩行時など足の裏を着いたときに痛みが強い

3.つま先立をしたときに痛みが走る

4.筋肉の緊張や炎症、腫れ、赤みなどの徴候がみられる

最後に

今回は腓骨筋腱炎の原因、症状についてお話させていただきました。

次回は、腓骨筋腱炎の「治療方法」、「ストレッチ、トレーニング方法」についてお話します。

また、当院では膝専門のリハビリもご提供しておりますので一度お気軽にご相談ください。


監修 郷 真知 医師

どすこい膝クリニック 代表医師
日本整形外科学会認定整形外科専門医

記事をシェアする

無料電話相談

表参道イーグルクリニックでは、関節の痛みでお悩みの方のご相談にお応えする無料電話相談をお受けしております。
お気軽にお電話ください。

その他の疾患についてもっと知る

記事監修医師

院長 郷真知

記事監修 表参道イーグルクリニック代表医師 日本整形外科学会認定整形外科専門医

院長 郷 真知

表参道イーグルクリニックについて

表参道イーグルクリニック
住所

〒107-0062
東京都港区南青山3-18-11
ヴァンセットビル2階202号

アクセス

東京メトロ 銀座線/半蔵門線/千代田線
表参道駅A4出口より徒歩1分
エレベーターご利用の方はB3出口をご利用ください

電話番号

0120-355-130

診療日時

10:00〜18:00

診療対象

肘・肩・手首・股関節・膝・足首の関節症など

訪問診療の対応地域

東京都23区全域

無料電話相談、ご予約受付中

※当院は再生医療及びそれに準じる治療を扱う関節治療専門の自由診療クリニックです。

電話をかける