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変形性膝関節症を予防するための運動

院長 郷真知

記事監修 表参道イーグルクリニック代表医師 日本整形外科学会認定整形外科専門医

院長 郷 真知

 膝の痛みの原因となることの多い変形性膝関節症。その痛みの原因の一つに運動不足が挙げられます。
今回は、そんな変形性膝関節症の痛みの改善や予防に大事なトレーニング方法を一つお伝えします!

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症とは膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。

変形性膝関節症の初期症状としては「平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている」「歩行時の膝の痛みは無いけれど、正座は膝が痛くてできない」などが挙げられます。変形性膝関節症が進み末期症状となると、次第にO脚の変形が進んでいくことや、階段のみではなく平地での歩行にも支障をきたすようになります。

痛みにより運動時に支障が出るだけでなく日常生活にも支障をきたすようになると、かなり変形性膝関節症が進行している可能性が高くなります。

介護が必要になる疾患としても知られており、介護予防のためにも運動をお勧めします。

予防・疼痛改善のためにも是非運動を

変形性膝関節症の原因の一つとしては、太もも周りの筋力低下などが挙げられます。

運動をすることで、変形性膝関節症の予防や疼痛改善に繋がるため、上記のような症状でお困りの方は是非今から紹介するトレーニングを行ってみて下さい!

パテラセッティング

膝痛にお悩みの方、特に膝の曲げ伸ばしや階段の上り下りがつらい人にはパテラセッティングがおすすめです。

ぜひお試しください。

パテラセッティングのやり方

①仰向けで膝を伸ばして寝る

②膝の下にタオルを入れる

③タオルを潰すように下に押し付ける(太ももの内側に力が入るように意識してください)

④呼吸を止めず5秒キープ(片脚10回ずつ行う)

パテラセッティングで鍛えられる主な筋

大腿四頭筋(特に内側広筋)

パテラセッティングの目的・効果

大腿四頭筋の筋力強化、大腿四頭筋の等尺性収縮、膝関節の痛みの予防、膝関節伸展可動域の拡大

まとめ

今回、お伝えしたトレーニングは膝を曲げたり、階段が辛い方などに特におすすめです。

なお、筋肉が硬くなった状態でトレーニングを行うと効果が半減されたり、むやみに過度なトレーニングを行うと痛みが強くなる可能性がありますのでご注意ください。

変形性膝関節症の方がしてはいけない運動についても解説しております。ご一読ください。

当院では膝専門のリハビリもご提供しておりますので一度お気軽にご相談ください。

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記事監修医師

院長 郷真知

記事監修 表参道イーグルクリニック代表医師 日本整形外科学会認定整形外科専門医

院長 郷 真知

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〒107-0062
東京都港区南青山3-18-11
ヴァンセットビル2階202号

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表参道駅A4出口より徒歩1分
エレベーターご利用の方はB3出口をご利用ください

電話番号

0120-355-130

診療日時

10:00〜18:00

診療対象

肘・肩・手首・股関節・膝・足首の関節症など

訪問診療の対応地域

東京都23区全域

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※当院は再生医療及びそれに準じる治療を扱う関節治療専門の自由診療クリニックです。

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