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ひざの音にご注意!変形性膝関節症かも?

ひざのトラブルの発見方法として、注意したい項目の一つが「ひざの音」。生理的に鳴る音もありますが、変形性膝関節症の始まりを知らせるサインかもしれません。

変形性膝関節症のひざ痛に悩む患者数は、国内では約1,000万人と推定されています[1]

変形性膝関節症の前触れであるひざの音や違和感について、今回はみていきましょう。

Q.変形性膝関節症と膝の音には関係性があるの?

A.関係あり!40代からひざの音や違和感には特に注意

 変形性膝関節症は痛みが出る前の段階でひざを動かした時に、音がする・違和感やこわばりがあるなど、前触れの症状がみられます。ある食品メーカーの調査によると、40代男性の約90%、女性の約77%がひざの音や違和感を覚えると回答しています[2]

 またひざ関節の音の頻度が高い”ほど“変形性膝関節症の確率が高い”ことを示している、米国の調査研究があります。

 この研究では、変形性膝関節症の症状のない男女3,495名を対象に、「ひざを動かした時にきしみを感じたり、音が鳴ったりすることがあるか?」という質問に答えてもらい、その上でレントゲンで判定をしました。すると質問に対して「全くない」と回答したグループに比べて、「まれにある」と回答したグループは1.5倍、「いつもある」と回答したグループは3倍、変形性膝関節症になる危険度が高いという結果となりました[3]

 変形性膝関節症は放置すると、痛みも変形も強くなり、歩行が困難になってしまうことが少なくありません。すり減った軟骨を元通りに治すことはできないので、痛みを覚えたときにできる限り早く対応することが重要なのです。

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Q.膝の音は放っておいて大丈夫?

A.注意するべき、ひざの音がある

 膝の音の中にも生理的な音と、異常を知らせる音があります。ひざの「ポキポキ」「パキッ」というのは「関節内で気泡が弾けている音」と言われており、生理的な音なのでそれほど心配ありません。しかし、「ミシミシ」「ギシギシ」などの軋むような音の場合は、軟骨がすり減ったときにひざ関節の骨と骨がこすれる音に似ているため、ひざ関節がダメージを追っている可能性が考えられる音ですつまり変形性膝関節症として関節内での変形が始まっているかもしれません。

 この音に加え、痛みや違和感がしばらく続いているという場合、もしくは「ゴリゴリ」「ガリッ」などさらに進行した音が聞こえる場合は、膝の変形が進んでいる可能性が高く、早めに病院を受診することをおすすめします。

 ひざの音が現れる時期に関しては、初期の段階だけではなく、進行期にも現れます。初期は軟骨の水分が減り、ひざ軟骨が摩耗することで音が鳴ります。中期になると、軟骨がなくなり関節液が増え、摩擦音を感じにくくなることがあります。しかしここで安心は禁物で、やがて進行期に入ると、軟骨の下の骨が擦り減り、再度、骨同士がぶつかりあって音が生じるようになります。

 またひざの音は、ひざの曲げ伸ばしで「ポキポキ」や「ジャリジャリ」と耳で聞こえるものだけではありません。手のひらをひざに当てて感じてみてください。その際に、骨と骨が当たる違和感などを感じる場合は関節面に異常がある可能性があります。よって、音が一時収まっても、変形性膝関節症は進行している可能性があります。

最後に

 ひざの音や違和感があったら、なるべく早めに整形外科にかかりましょう。そうした前兆を放置しておくと、動くたびにひざが痛む、曲げ伸ばしがしにくいなど生活に悪影響を及ぼす可能性があります。さらには、歩行困難になって寝たきりになる危険性も否定できません。

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1 .介護予防の推進に向けた運動器疾患対策に関する検討会「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書 平成20年7月」 2. ゼライス株式会社「ひざの痛み・音に関する調査」2018年11月 3. Arthritis Care &Research;2018 Jan;70(1):53
Lo GH1, Strayhorn MT1, Driban JB2, Price LL2, Eaton CB3, Mcalindon TE2「Subjective Crepitus as a Risk Factor for Incident Symptomatic Knee Osteoarthritis: Data From the Osteoarthritis Initiative.」

監修 郷 真知 医師

どすこい膝クリニック 代表医師
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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