1. ホーム
  2. faq
  3. 治療法にリスクはありますか?

治療法にリスクはありますか?

すべての治療にリスクは伴うものです。

治療の前に必ずご一読ください。
なお、当クリニックでは治療法の選定基準として、体への負担の少なさと安全性を重視しております。当クリニックで提供しているPRP-FD療法は、患者様の血液を利用した治療のため、アレルギー反応のリスクを抑えた、体に負担が少ない治療です。

リスク・副作用について

合併症やリスク

採血による合併症は極めて稀ですが、神経反応による失神・吐き気、また穿刺に伴う静脈炎・内出血斑・神経損傷を生じる可能性があります。
PRP-FDの注射では穿刺に伴う関節内の感染、神経・血管損傷、関節内出血や薬液によるアレルギー反応、注射後の一時的な腫脹の可能性が考えられます。しかしPRP療法は、一般的なヒアルロン酸や生理食塩水の投与と比較した試験で、有害事象のリスクを上昇させなかったことが報告されており、比較的安全な治療と考えております。(※)

※Dai WL, et al. Efficacy of Platelet-Rich Plasma in the Treatment of Knee Osteoarthritis: A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials. Arthroscopy. 2017 Mar;33(3):659-670. 2016.(URL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28012636/

脂肪組織を採取する際に、患者様の腹部または太ももの内側の皮膚を切開します。それに伴い出血、血腫、縫合不全、感染等が出ることがあります。
痛みに関しては局所麻酔を施します。そのため、最初の局所麻酔時の針を刺すときに若干の痛みを伴いますが、施術中は特に痛みは感じられないと思われます。
細胞投与については、自己細胞を用いているため拒絶反応の心配はありませんが、投与後に発熱、まれに嘔吐、注入箇所の腫脹やかゆみが出ることがあります。それらの症状は数日で落ち着くのが一般的です。
また一般的な注射における合併症発生の可能性はございます。

処置部の対応

注射による治療なので、治療後の大きな活動制限はありません。しかし、治療後の生理的反応を助長させたり、リスクを高めないためにも、以下の点にご注意ください。

投与当日は患部へのマッサージはお控えください。痛みを感じる際は、患部を冷やしたり、鎮痛剤を適宜服用してください。
投与後、数日間は血流の良くなる活動(長時間の入浴、サウナ、運動、飲酒など)を行うことで、 痛みが強くなることがあります。
効果に即効性はありません。効果は注入1ヶ月後から徐々に生じます。効果判定には3ヵ月〜6ヶ月後を要します。
投与後は安静に過ごしていただき、約 3 日後より運動は可能となります。
投与部位である関節は細菌に弱いので、清潔に保つよう心掛けて下さい。投与当日はシャワー浴可能で、翌日より入浴可能です。
治療後、関節周囲等の筋力をリハビリや運動で強化することで、疼痛・症状を軽減させる効果が期待できます。
痛みを強く感じている間に安静にし過ぎてしまうと、治療部位が硬くなり長期的な痛みの元になる可能性があります。可能な限り、治療直後よりストレッチなど、しっかりと動かすためのトレーニングが必須です。
違和感や不具合が生じた場合、自己判断での処置や他院で治療するのではなく、直ちに当クリニックにご連絡ください。自己判断での処置や他院での治療に関しては責任を負いかねますので予めご了承ください。

その他

この他、本治療が原因であると思われる健康被害が発生した場合は、可能な限り必要な処置を行わせていただきます。
必要に応じて他の医療機関を紹介することもございます。
万が一、本治療に対して健康被害が発生した場合、協議の上対応させていただきます。

更新日:2024/03/27

効果とリスクについての他のご質問

無料電話相談、ご予約受付中

※当院は再生医療及びそれに準じる治療を扱う膝関節治療専門の自由診療クリニックです。

電話をかける