1. ホーム
  2. 脂肪幹細胞治療について
幹細胞治療 幹細胞治療

脂肪幹細胞治療とは

脂肪幹細胞治療とは

脂肪由来の幹細胞の力を使った治療「脂肪幹細胞治療」

幹細胞の働きを利用する治療が「脂肪幹細胞治療」です。 患者様自身の脂肪組織を採取して、幹細胞だけを取り出して培養します。幹細胞の自己複製能によって増えた幹細胞を関節に注入します。 幹細胞に含まれる炎症を抑える効果が期待されるタンパク質などの働きによって、痛みの軽減が期待できます。 また、患者様自身の細胞を用いることで、拒絶反応やアレルギー反応のリスクが少なく、比較的安全性が高いこともメリットのひとつです。

幹細胞治療の効果が示されている疾患

幹細胞を活用した治療は世界中で現在も研究が続いています。これまでの研究で、以下のような疾患に効果が研究されています。

血管の病気

  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 初期の腎不全
  • 初期の認知症
  • 糖尿病等の下肢の虚血

神経の病気

  • 小児麻痺
  • 脳梗塞
  • 認知症
  • パーキンソン病

軟骨・骨の病気

  • 変形性関節炎
  • リウマチ

その他の病気

  • 免疫疾患
  • 肝臓病
  • 喘息

脂肪幹細胞治療の仕組み幹細胞とは

さまざまな細胞に変化できる幹細胞

ヒトは受精卵から誕生します。受精卵はたったひとつの細胞ですが、何度も細胞分裂を繰り返し、血液、神経、筋肉、骨などそれぞれ異なる細胞へと変化して、ヒトの形を作り上げます。 人は約60兆個の細胞でできていると考えられていますが、最初はひとつの細胞から始まるのです。 受精卵のように、さまざまな形に変化できる細胞を「幹細胞」といいます。

幹細胞は平常時は活動していませんが、体の細胞が傷ついたり、細胞の数が減少したりすると、細胞分裂をはじめます。 幹細胞が細胞分裂することで、傷ついた細胞や不足してしまった細胞の代わりとなり、からだの機能を回復するのです。

幹細胞の種類

幹細胞には、皮膚や血液など、決まった役割に沿って、傷ついたり不足した細胞をつくり続ける「組織幹細胞」と、様々な細胞を作り出せる「多能性幹細胞」の2種類があります。 「組織幹細胞」はいわば細胞作りの職人、「多能性幹細胞」は様々な仕事ができるオールラウンダーのようなものです。

脂肪幹細胞治療の仕組み幹細胞の能力

手術入院不要

色々な細胞に変化する力「分化能」

幹細胞は、赤血球や皮膚、軟骨など、さまざまな組織に変化する力を持っています。 これを「分化能」といいます。 この分化能によって、例えば皮膚が傷ついてしまった場合は皮膚の細胞に、軟骨が傷ついている場合には軟骨の細胞に変化することができます。

分裂して増殖する力「自己複製能」

幹細胞は、自分自身を複製する力を持っています。 これを「自己複製能」といいます。 自己複製能によって、幹細胞は同じ能力を持つ幹細胞を増やすことができます。

無料電話相談

表参道イーグルクリニックでは、関節の痛みでお悩みの方のご相談にお応えする無料電話相談をお受けしております。
お気軽にお電話ください。

無料電話相談、ご予約受付中

※当院は再生医療及びそれに準じる治療を扱う関節治療専門の自由診療クリニックです。

電話をかける